クリニックで治すことが出来る病気、うつ病のすべて

薬と女性

うつの可能性

うつ病は誰もが発症する可能性があります

日本でもうつ病の生涯有病率は6%を超え、16人に1人はうつ病を発症すると言われています。昔は性格や遺伝的な素質が影響しているといわれていましたが、近年になってそうではないことがわかっています。うつ病は誰もが発症する可能性があるのです。 ですから、家族の変化には常に気を配っておくことが大切です。例えば、いつも元気な人が、急にやる気をなくしてしまい、いつまでもくよくよしていたり、食欲を失くしてしまっているのであれば、それはうつ病の可能性も考えられます。 そのような時は、話をよく聞いてあげてから、心療内科を受診させた方が良い場合があります。そして、家族がうつ病を発症した場合には、周りの人たちの理解とサポートが重要になります。

どうして発症するのでしょうか

うつ病は、どうして発症するのでしょうか。原因はストレスや過労が考えられていますが、体内におけるうつ病の発生機序は、未だに解らないことが多いのです。 ただし、脳内にある様々な神経伝達物質の内、セロトニン、ノルアドレナリン及びドパミンの放出量が減ってしまうことが解っています。セロトニンは、抑制的に働く神経伝達物質で、ノルアドレナリン及びドパミンは、興奮的に働く神経伝達物質です。 通常であれば、これらの神経伝達物質がバランスを保ちながら、感情をコントロールしているのですが、うつ病になると神経伝達物質が減ってしまうことから、喜怒哀楽をうまく表現できなくなるのです。 ですから、神経伝達物質を補充したり、感受性を上げる目的で抗うつ薬を服用する必要があるのです。